食洗器導入のハードルはめちゃめちゃ低い
食洗器、食器洗い乾燥機を導入したい。
でも、賃貸アパートやマンションで設置するにはハードルが高いです。
大家や管理会社からは明確に禁止されるか、禁止されなくても「原状回復していただけるのであれば結構ですが、場合によっては退去時に費用が発生するかもしれません。」と言われて不安にさせられます。
分岐水栓の工事をすると部品だけで1万円くらいしますし、別に工事費もかかる上、調査や工事でかなりの時間を取られます。
しかし、いろいろと調べてみると工事無しで取り付けられるよう。
思い切って購入してみたのですが、実際にネットに載っている情報よりもかなり簡単に導入できましたので、参考になると思いレポートにまとめました。
公式で分岐水栓のいらないタンク式の食洗器も発売されています。
しかし、性能の割に価格が高い気がしますし、タンクに水を汲むのは面倒な上、評判もあまりよくありません。
何より安心と信頼のパナソニックはタンク式の食洗器を発売していません(パナソニック信者)。
パナソニックの最も安価なモデルは3万円もしませんので、非常に安く導入できました。
必要なもの
食洗器の他に一番必要なものは食洗器に水を引く機械です。
僕は「タカギ 全自動洗濯機用分岐栓 G490」を購入しました。
2020年4月現在、1600円くらいで購入できます。
分岐水栓とついてますが、一般的な分岐水栓とは異なる商品で工事がいりません。
これがあれば、洗濯機の上部から水を持ってくることができます。
また、洗濯機からではなく、台所のシンクから水を持ってくる場合は「タカギ(takagi) 泡沫蛇口用ニップル G063」と「タカギ takagi 三方コネクターコック付 G099」を繋げることで水を持ってこれます。
僕はシンクに置くと邪魔になると考えたので洗濯機から水を引きました。
洗濯機やシンクから食洗器までの距離が遠くて、食洗器付属のホースの長さが足り無かった場合は、洗濯機用の給水ホースが使えます。
規格は同じはずで、取り付けてみましたが全く問題ありませんでした。
僕は「三栄水栓製作所 自動洗濯機給水ホース(5m) PT17-1-5」を購入しました。
左がパナソニックの食洗器用給水ホース、右が三栄の洗濯機用給水ホースです。
同じ規格です。
【取付方法】実際に取り付けてみる!
※先に注意事項ですが、ホースを切らないでください。
ホースを切断しなくても取り付けられます!
購入前にネットで調べてみて、画像のようなタカギのニップルに切ったホースを取り付けるのだと思ってました。
しかし、ホースを切らなくても取り付けできました。
食洗器のホースのパーツを外して、タカギの分岐水栓と並べてみると、
あれ?サイズ同じですね。
給水ホースのパーツを引っ張りながらくっつけると…
カチッ。
おお、かなりぴったりハマります!
溝にがっちりハマるので、思っていたよりもしっかりと固定されます。
ひっかけるパーツは機能してませんが、問題ないと思います。
さて、実際に取り付けていきます。
食洗器側にホースを取り付けます。
洗濯機側に取り付けるときは、まず元栓を閉めます。
その後、洗濯機の給水ホースを外します。
次にタカギの分岐水栓を取り付けます。
分岐水栓の上に洗濯機の給水ホースを取り付けます。
最後に、食洗器の給水ホースを取り付けて完成です。
元栓をあけても、最初は水が食洗器側に行かないようになっていますので分岐水栓の栓を「止→出」に変更します。
↓
これで食洗器が使えるようになりました!!!
食洗器を使わない時は分岐水栓の栓を「止」にしておけば、万一ホースが外れても被害を最小限に抑えられます。
僕はパナソニックの一番安いタイプの食洗器を導入しました。
乾燥機能はありませんが、洗った後に蓋を開けておけば乾くので不満はないです。
まとめ
ホースを切断する覚悟で購入したので、かなりあっけなく導入できたな~という思いです。(あくまで自己責任の使い方となりますが)
ホースを計ってみたのですが、切ったとしても多分くっつく気がします。
というより、ネットに乗っている情報はホースを切る情報が多い気がします。
でも、水漏れしたり、外れたり、ニップルとホースのサイズが合わなかったらどうしようと相当不安になりました。
それに比べ、今回使用した方法はくっつけるだけですのでかなり安定感が高いと思います。
それでは、食器洗いの時間を有効活用しましょう!!!
読んでくれてありがとうございました。
役に立てばうれしいです。
追記
追記1: 2か月ほど経ちましたが、水漏れ等のトラブルもありません。
追記2:半年以上が経ちましたが何の問題もなく快適に使えてます。
追記3:一年以上経ちましたが問題ないですね。